昔のちんとろ祭3

半田市枝山町にて「直輸入品のアメリカ雑貨」を販売されているアイワコーポレーション様からご提供いただいた昭和20年代前半頃の祭写真をご紹介致します。

昭和20年代前半頃の南組「入宮丸」
今の南組入宮丸

この頃のちんとろ舟は完全な木造船(今の船体はFRP)でした。提灯の形状も今とは異なる様です。三番叟が舞っている脇のぼんぼりも四角い物になっています。階段上の赤提灯も今は屋根のようにさしかけていますが、この写真ではほとんど立った状態になっていますね。
比較に現在の入り宮丸の写真も載せておきます。

写真館で撮影された祭衣裳の二人。

前掛けに刺繍がされていたり、絞りの手ぬぐいや腰巻きなど、かなり粋な装いです。

昭和22年4月15日 牧正雄 19才
写真にあった裏書き
昭和23年4月15日 村瀬
写真の裏書き

当時の祭衣裳は今と異なる所があります。地下足袋ではなく草鞋ばきだったのですね。
写真の裏に詩を添えてあったり今よりも粋で風流な当時の様子をしのぶことができました。

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